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古閑研とは

古閑研究室で何が学べるか

ネットワーク分野の専門知識!

ゼミや研究を通してネットワーク分野の専門知識を身につけます. ネットワーク技術の発展により,動画の視聴やオンラインゲーム,遠隔地からの医療行為等,インターネットを利用した様々なことが可能となりました.ネットワーク技術は日頃何気なく利用される社会インフラとしてなくてはならないものになっています.現在,様々なITサービスを運用する上でネットワーク技術の知識は必須といえます.身につけることで幅広い業界に必要とされる人材になり将来の選択肢が広がります.

問題発見解決能力!

研究を通して問題発見解決能力を身につけます. 研究は思いつきで成り立つものではありません.多くの場合,まず,情報収集によって現状にどのような問題があるか,何が必要とされているかを知ります.その後,問題に対して解決すべき要件を抽出し,それを満たすための手法を提案します.この過程は,社会人がプロジェクトを立ち上げ,遂行する際の過程と共通しています.研究を通してこの経験をすることで,社会人として必要な問題発見解決能力を身につけます.これは就活の際にも問われる重要なものです.

プレゼンテーション力!

国内外での対外発表や定期的な研究報告によってプレゼンテーション力を身につけます. 素晴らしい研究であっても,相手に伝えることができなければ意味がありません.成果を伝えるためには客観的な視点で資料を作り,誰にでもわかりやすくイメージしやすいものを作る必要があります.これは,就活で自分自身を売り込む時や社会に出て自分のプロジェクトを売り込む時に必要な世間を渡る上で重要なスキルです.プレゼンテーション力は一朝一夕で身につくものではないため,長い時間をかけて先生や先輩のアドバイスを受けながらスキルを磨く必要があります.

計画性!

大きな目標を達成するための計画性を研究を通して身につけます. 学部4年生が経験する卒業研究には多くのプロセスが存在します.大きく分けると,興味のある分野についての情報収集から始まり,問題を発見し解決,その成果を発表するまでの過程となります.これらはどれも重要なものであり,また,一夜漬けで終わるものではなく,非常に多くの時間が必要となります.古閑研究室では定期的に研究進捗報告を行い,研究計画(Plan),研究(Do),計画の見直し(Check),自身の能力と必要な時間の見直し(Act)のPDCAサイクルを繰り返すことで計画性を養います.社会に出てプロジェクトを遂行する上では成果に対する明確な期日が存在します.そのため,自身の能力と必要な時間や利用できるリソースを把握し,目標を設定することができる計画力は必須スキルとなります.

研究室でどう学ぶか

ゼミ活動

基礎ゼミ・英語ゼミ・ネットワーク管理運用ゼミ・合同ゼミ
研究をすすめる上で必要な知識となるプログラミング言語やネットワークシミュレータの基礎について学びます.主に使用する言語はC,C++,Tcl,Perl,shellです.ネットワークシミュレータは計算機上でネットワークを再現するものであり,ネットワーク技術の評価に利用します.また,論文やレポートでは必須となるtexやgnuplotについて学びます.
英語の専門書を使いネットワークの基礎について学びます.ゼミは輪講形式で行い,英語の能力はもちろんのこと,プレゼン能力を身につけることができます.
仮想マシンを用いてネットワークの実践的な技術を学びます.小規模なネットワークを構築し,運用・管理の実習を行うことで自身のスキルアップに繋がります.実習による具体性をもった経験は自身のスキルとして他人に売り込む際の説得力があり,就活での大きな武器となります.
九州工業大学 池永研究室のみなさんと合同で年に3回ほどゼミを行います.他大学の方と交流することで視野が広がり,新な知識を得ることができます.

学外連携

PBL(Project Based Learning)・研究プロジェクト
PBLではフィールドワークを通して技術開発の経験をすることができます.古閑研究室では,ヒューマンメディア財団と九州工業大学,北九州市が主催である,北九州市街地における地域密着型のインターネットサービスの実験に協力しており,それに参加することができます.この実験は,ICT(Information and Communication Technology)分野の産学官連携機能のさらなる向上をはかり,新たなサービス産業創出を目指すことを目的としています.また,大学教育の一環としてこのように産学官が連携することで,地域における幅広いICT人材育成も目的としています.過去には,魚町商店街に公衆無線LANを設置したり,スマートフォンを利用した商店街案内サービスの提供などを行いました.
積極的に他大学との共同研究を行っています.共同研究を進める際には大学間でのテレビ会議や,相手先の大学への出張をして打ち合わせを行います.現在は,東京工業大学と連携してクラウドコンピューティングに関する研究を進めています.その他にも、九工大ともプロジェクトを進めています.

古閑研のモットー

古閑研のモットーは「よく遊び、よく学べ」である


よく遊び

よく遊ぶことで様々な経験をするのは欠かせないことです.
・ゼミ旅行
・スポーツ(ボウリング,ビリヤード・・・etc)
・飲み会,BBQ,鍋
・テーブルゲーム

よく学べ

もちろん,学生の本分である学ぶことも欠かせないことです.
・基礎ゼミや輪講による基礎知識習得
・学会での研究成果発表
・産学官での共同研究